LES MACHINES DE L’ILE

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

こんにちは、ユニごんです。

前回の記事では フランスに行く当日にギックリになったり、犬のパスポートを忘れたりでバタバタの1日になってしまいました。本来ならば夜8時発のボートで友達夫婦と合流して朝の8時半にフランスのSaint-Maloに入る予定でしたが、パスポートを取りに帰ったので10時45分発のボートに変更し、朝6時45分、Saint-Maliよりもう少し北にあるCaenからフランスに入りました。

時はさかのぼり、上の娘がまだ3歳の時でした。ある日、日本の母親と電話でしゃべっていると・・・

母「あ、そやそや、この前テレビで面白い場所やってたわ。どこやったかいな・・・ガサガサ(メモを探す音)あ、これや。ナントや。フランスのナントっていう所に機械で動くゾウとかがおんねん。きっと子供ら喜ぶわ。フランスやったらあんたんとこから近いやろ。行っといで。」

・・・フランス近いけどフランスでかいっちゅうねん。どこやねんナント?

ということで調べてみました。ナント、Nantesはフランス西部にある都市で 有名なSF小説家のジュール・ヴェルヌが生まれた場所でした。

「人間が想像できる事は、人間が必ず実現できる」byジュール・ヴェルヌ    
飛行機もなく、宇宙というものがまだ解明されていなかった時代に書かれた「月世界旅行」はアポロ計画にも影響をあたえ、「海底2万マイル」では潜水艦や深海で動くための服、生き物など とにかく空想で書かれた未来予想図がすごい。

そして母親が言ってた機械で動くゾウがいる場所は 

LES MACHINES DE L’ILE

そこは2007年にオープンされた、Pierre OreficeとFrancois Delaroziereという方達二人の想像から生まれた スチールや木を使用して創作された機械仕掛けの生物がいるなんとも不思議な空想遊園地でした。まさにジュール・ヴェルヌの世界です。

子供のためというよりも自分が行きたいと思ってしまいました。しかし、パリや大好きなニースの近くならついでに行ってみようとなりますが 場所がちょっと外れている為なかなかナントに行く予定も立てられず、しかし頭の片隅にはいつかこの遊園地に行きたいと思い続けること10年、やっとその日がやってきました。(やったー!待っててよかった!腰痛いけど嬉しいー!)

Saint-Maloに着いた友達夫婦と Les Machines De L’ile の近くの駐車場で待ち合わせ。

元造船所だった場所に作られたマシーンランド、遊園地と言っても入場料がいるわけでもなく、誰でも入れる川沿いの広場にそのゾウはいました。ここのオープンスペースには ライブバンドに屋台の店も沢山出ていて とても賑わっており、ワインと生ガキを食べているフランス人が沢山いました。食べたかったけど目的は機械動物…ガマンガマン。

チビも問題なく一緒にウロウロできます。

遊歩道の向こうには…

これこれ、このゾウさん!これがここの名物。高さ12メートルあるゾウには予約すると乗ることができます。

早速予約しました。

敷地内に入るのは無料ですが、このゾウと この奥にあるギャラリー、ちょっと離れた場所にあるメリーゴーランドに乗るにはお金がかかります。ゾウに乗るまで時間があり、友達がチビを見てくれるというのでギャラリーに行ってきました。

Galerie des Machines

中には機械仕掛けの生物たちが沢山いて実際に動いている所を見学できます。

スタッフの人の説明を聞きながら一つ一つ見ていきます。が、フランス語なのでさっぱりわかりません・・・。でも説明なんてなくても この不思議な空間にいるだけでワクワクします。

ナウシカに出てきそうと思いながら中の動物たちを見ていたら 

あれ?これはまるで ラピュタのよう・・・

この独特の不思議空間にいる機械仕掛けの生物達、どれもこれも見とれてしまいます。夜中に覗いたら動いてたりして。

余談ですが、この前列で操作をしている女の子のファッション、かわいくないですか?

かわいすぎる? さすがフランスです❤️

時間がきたのでゾウに乗りに行きました。旦那は乗るよりも動く姿を見たいそうで写真係。

Le Grand Elephant

高さ12m、長さ21m、幅8mの巨大ゾウが耳をパタパタ動かしながら、時折鼻から水を噴き出しながら、パオーンという声と共にゆーっくりゆーっくり前進します。

上から見ると人間が小さく見えます。鼻から噴き出る水を浴びて喜んでいる子供もいます。30分くらいかけて ゆーっくり広場の反対側の メリーゴーランドの方まで行ったら終わりです。

Carrousel Des Mondes Marins

メリーゴーランドと言えば木馬。しかしここのメリーゴーランドは海をイメージして作られており、中にいるのも海の生物。ここにも不思議な生物がいました。「 海底2万マイル」に出てくるような生物もいますよ。

ただ乗るだけではなく、自分で操作もできるから楽しいですよ。

4時間ほど遊んだ後、車に乗ると、あら不思議、行きは座ってるのも辛かった腰の痛みがかなり引いていました。この遊園地でパワーをもらえたかのかなぁ?

LES MACHINES DE L’ILE

どうですか?不思議な世界に行ってみたくないですか? 機会があれば是非行ってみて下さい。

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About the Author: ユニごん

大阪出身在英25年。ティーンの子供2人のお母さん。愛犬ダップーに癒される毎日。

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