ロックダウンが終わったら辞めること

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign


おはようございます。スメラルダです。

寒の戻りですね、ちょっと寒くなりうっかり咲いた桜が気の毒なくらい。。

ロックダウンの終わりが見えてきた今、みなさんは陽光に目を細め、長かったコロナ生活を振り返っている頃でしょうか・・


いろいろなことが変わり果ててしまった世界。

昨年12月に入る頃、重度の虚無感に襲われました。

「もう疲れた。もう希望が見出せない。でもこのまま鬱になるのはダメ。」
ということで、ちょっとの間日本に帰っていました。おひとりさま。


その頃の日本の感染者は大ニュースになる程でもなく、またイギリスの変異株が発見される前だったので機内でもマスク着用を促される程度でゆったりと帰れました。ソーシャルディスタンシングで座席が空いている人はそのまま横になって寝ることができるほど。

空港のPCR検査もものものしい雰囲気ではありません。ガラガラの出発ロビーただひたすら歩き、検査待機所、問診会場に続き、やっとたどりついた、それらしき場所。


気持ちばかりが急いてちょっとした書類確認の待ち時間にもそわそわしていました。だって、もう二、三枚ドアを通れば日本!!

いよいよPCR検査の検体採取(唾液を一定量提出)。広いスペースには、隔離ブースが並び、そこにはこんな写真が。。。

 親切。羽田空港めちゃくちゃ気が利いてる!! 外国人にも梅干しの写真っていうゴリ押し感もとても素敵。。郷に入らば郷に従え、これみて唾液出せと。
待つこと30分めでたくPCR陰性証明をいただき胸を張って出口へ。。。。

みなさん私はたった今陰性のほやほやです。

さあ出口には姉が迎えに来てくれているはず、ちょっと待たせちゃってごめんね。と辺りを見渡すと
どぉぉぉぉん!「あんたっマスクは?」 姉が私の腕をとっ捕まえて囁きます。 
へ? あー、あるある。 ごめんね。今着用しますね。日本もマスクは当然よね


でも まさか、あの自由奔放をヒト型にしたような姉が世間様の目を気にするように成長していたとは。。。
駐車場に行くまでの間マスク着用。さあ出発。(公共機関の利用は翌日から起算の14日間利用できませんでした)
それから驚いたのがとにかくマスク着用率の高さ。っていうか100%。

 自家用車の中でも、広大な畑にたった一人のトラクターのおじちゃんも。


とにかくマスク。そして検温、シールド。 このビニールシールドの会社、

コロナ特需だろうなぁ、なんて思いながら14日間近所のおばちゃんの畑を手伝ったり、乾燥舞茸を作ったりであっという間です。

銀行 コンビニ スーパーは公共の機関を使わなければ行って大丈夫と検疫官に教えていただいたので用事はサクサク済ませました。

両親と長々話したり、兄弟と話したり。

10数年ぶりに実家からオリオン座を仰ぐ。


14日目が終わるとすぐに行動開始しましたが、ここでもマスクの威力を思い知らされるのでした。
久々に会う友人とのランチがドタキャンになりそう。。

「同僚がコロナ陽性で隔離に入って、自分も保健所の人の指導を仰いでいる」と。
しかしランチはキャンセルにはなりませんでした。なぜなら「陽性となった同僚と20分以上マスクなしで会話していないから」・・・
へえぇぇぇ。。 確かに20分感染者と一緒の空間にいると感染するっていってたっけ。。でもマスクしてればいいのね。感染者とずっと一緒でも。。
そしてまた別の日の夕方 地下鉄に乗ろうとするとビックリ。。 私は最前列で待っていたのですが後ろも結構な人。全員はさすがに無理だけどな、と思っているとホームにスーッと入ってきた車両は満員。ドアが開き、どっと降りる人、そして乗る人。みんなどうするんだろうと思う間もなく、ものっすごい圧で中へと流れていく、私も後ろから押され中へ乗り込みました。  

ぎゅうぎゅうだよね、これ。

マスク率100%の乗車率200%!! へええ。。これでもいいんだ。。。
何がすごいって、マスクの免罪符感がすごい。 してれば無敵感が。 
でも三週間もいると不思議です。 マスクしてないとパンツはいてないような、何か大事なこと忘れてるような、そんな感じがしました。
それからしばらくしてイギリスからは変異種の発生のニュースが入り、いやな雰囲気になってきました。また水際対策が厳しくなるかもということで、食べるものを食べ帰英することに。 
朝早く空港に着き姉と母と羽田で乾杯できるお店を探しました。 
悲しい。お土産屋さんはほぼ閉まっています。ヒトが少ない空港、誰もいない展望デッキ。。

一つの免税店を除き全てのショップは閉まっています。


日本を離れる時飛行機の窓からいつも見える光景。 飛行機の整備士さんが行ってらっしゃい!!と手を振ってくれる。

だいだい毎回ここで???。


機内は全部で乗客30人くらい。

採算合いませんよね。
コロナ、あんた、一体なんてことをしてくれたの?!!! 改めて思います。。。耐えて欲しい航空関連会社!!


しかし免罪符であるマスク着用の日常、コロナが明けたらどうなるのでしょうかね。みんなこのままするのかな。 ちょっと興味あります。


ベーコンを毎朝3種類焼くこと:ダイエットメニューの相方さんの七面鳥ベーコン(おえ)にわかベジタリアン(何回め?)の娘のフェイクベーコン( 臭いが酷い)。食べ盛りのボーイズの普通のベーコン。
ちなみに私は朝からベーコン食べません。胃が無理。

そそくさとかける掃除機: 勉強?仕事?そんなに静かにしてなきゃだめ? 掃除機だめ? オンライン授業の合間にちょこ、時差対応ミーティングに気を使いながらちょこ。そそくさとすませるのは嫌です。

いつ綺麗な瞬間があるかわからないトイレの掃除のタイミングを考えること。 早く学校へ行ってほしい。きらめくおトイレが長続きする時間帯が欲しい。お掃除し終わって出てくると、入っていく人たち(奴ら)。 それぞれ1回ずつは我慢しなさい。
台所に常駐: オンライン授業、ミーティングは休憩のタイミングが違うのでスナックや飲み物、お腹が空いたなど、ふら〜っとキッチンに入ってきてはつまんだり。。。その度についつい立ち上がって手伝ってしまう。やる方が悪いのかも知れませんが。。

  無給だよこれ。 

そしてお昼過ぎにランチ。 最近は「本当に今食べる必要があるのか、1日3食が概念化していないか?」確認しながらランチを提供。ま 結局100%食べるのですが。

ほぼ自分の好みでないおやつをバカみたいに毎回買うこと: 学校始まったら自分で買ってこい。

同じものが重ならないように献立を考えることコロナが明けたら動くし、メンタルもお友達に会ってヘルシーになるであろうから、食事にいちいち意識が向かないと踏んでいる。 毎日親子丼でいいでしょ。

底抜けに明るいママのふりをすることそもそも根暗。ロックダウンが終わったらどーんと一人の世界に浸りたい。

異常に多い洗濯物に埋もれる;裸族でいい。

家事炊事;ロックダウン明けとともに卒業したい。

会話;もういい。

皆さんはどうですか?家庭サービス5年分やりましたよね。
ロックダウンが終わる日には蛍の光でも歌って密過ぎた時間に明るくさよなら言いましょう。
ではでは 月曜日から学校が始まります。子供達をクラッカー鳴らして見送ろうではありませんか。
はっ?  制服のサイズ。。。
もういいもういい 学校で突き抜けた自分を見せてやれ、ってことでぶっつけ本番で登校です。


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ではでは皆さんよい週末を!!

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About the Author: Smeralda

東京都出身。ロンドン郊外在住。読書、読むこと大好き。家事の才能はなし。ほぼ運転手さんの日常。たまーにUFOみたりする。みんなに支えられてるんだなと深く実感してるこの頃。

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