ロンドン街歩きJAPAN HOUSE
こんにちはジゴロッキーです。
イースターホリデーが始まりました。イギリスは春休み気分ですが、国会議員はイギリスEU離脱交渉で忙しいでしょうね。
あまりに延期を続けるとイギリス国内の経済が滞ると思うので、早く決着をつけてほしいものです。
イースターホリデーに入ると
さて、イースターホリデーで子供達は家で退屈したくないので、色々要求してきます。親はその面倒を見るのが大変です。旅行に行く人も多くいます。ヨーロッパ旅行もいいでしょう。ヨーロッパ旅行にご興味のある方は過去の記事でどうぞ。↓↓↓↓↓↓
しかしロンドンにとどまるという人もたくさんいると思います。
今日はそんなロンドンでの街歩きを紹介したいと思います。
JAPAN HOUSE
以前アキーコがふわりいぎりすで紹介してくれました。↓↓↓↓↓↓
ロンドンの新しい日本文化発信スポット◆JAPAN HOUSE◆に行ってみた
そこで今イベントをやっています。それがこちら↓↓↓↓↓↓
伝統芸術
京都に今でも植物から取れる自然色で和紙を染めたり生地になる繊維を染めるという、平安時代から続いている伝統的な手法を紹介する講演です。実際によしおかさんがロンドンに来て目の前で和紙に色をつけるところを見せてくれます。
観客は100人ぐらいでしょうか。JAPAN HOUSEの地下にある会場はほぼ満席でした。
今回は6代目のよしおかサラサさんが木の皮から取れる黄色の色をつくり方から最後和紙に塗って乾かすまでの方法を実際に目の前で見せてくれました。
質問する時間を多く設けて、会場に来た人はサラサさんに質問攻めをしてました。
肩透かしの回答
マスターと呼ばれるまでに何年かかるのですか?という質問に対しては
「和紙に色を塗る程度ならすぐできます」とあっさり。おそらく、50年以上の経験者がいて、サラサさんも10年この作業に従事していると聞いて、「最低5年ですかね。」とかいう答えを期待してたのでしょう。
そのほか、そんな高級な和紙などを誰が買うのか?お坊さんが買うのか?と聞かれると、「お店をやってるので観光客が高いお金を出して買っていきますよ。」とまたまた意外な答えで、観客が期待していた回答が返ってきません。
当たり前のことをするだけ
おそらく、JAPAN HOUSEのコンセプトが日本の伝統芸術を完璧そして高級に見せようとしているため、観客の日本伝統芸術に対するハードルがものすごく上がっていたようです。
しかし現場で働いている人は先祖代々続いている仕事を継続しているだけで何一つたいそうなことをしてるとは思っていません。
このマスターと観客のギャップが、特に感じられた場面でした。
JAPAN HOUSEは何を伝えようとしているのか
JAPAN HOUSEはこのような日本人が何気なく続けている伝統を可視化して、世界に日本の優れたところを表現しようとしています。
その結果、祖母が使っていたような裁ちばさみが£200以上するのだと思います。切れるハサミにこだわり続ける。そうしてできた作品。
この価格には「日本プレミアム」が乗っています。日本人が作る技術を認めない限りこの値段は払えません。
かつお節も日本の伝統的な食材です。一袋£8。うちのおばあちゃんが聞いたら驚く価格ですが、これも払う人は味以外に「日本プレミアム」を支払っているのです。
JAPAN HOUSEは外務省が主催しています。そして伝えたいことがあるそうです。
日本には自ら作り上げた素晴らしい技術がたくさんありますが、それを表現して世界と競い合おうとすることには消極的です。
世界各地にあるJAPAN HOUSEで、日本の奥地で行われている伝統芸術をもっと知ってもらうことは良いことだと思います。
ロンドンにいる日本人としてこれからサポートしていきたいと思います。
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