ロンドン街歩きLyric Hammersmith (パントマイムショー)

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イギリスの12月は独特の雰囲気があります。

イギリスの12月

会社内はほぼやる気なし。クリスマス休暇の予定の話ばかりで仕事がすすみません。

プロジェクトの予定を立てる時は、「12月なんで」と勝手に理由づけられて、この1ヶ月はほぼカウントされません。

子供達の習い事を運営してる人たちも12月の4分の3ぐらいが休みで、子供達は12月上旬で冬休みモード突入。

レストランに行くと連日の予約席で、空いている日は月曜日の夜ぐらい。

街を歩くと、冬至が近く、午後4時半には真っ暗な外観をイルミネーションの光で美しく見せてくれます。

その夜のロンドンを盛り上げてくれる光を使ったストリートアートを発見しました。ぜひ下のビデオをご覧ください。こちらロンドンのキャノンストリート駅前に登場したブルームバーグのビル敷地内にある屋外歩道の様子。

地面に映し出されたアニメーションが仕事帰りのサラリーマンたちの心を和ませてくれる。

Lyric Hammersmith シアター

さて、今回は、イギリスの伝統劇でもあるパントマイムを見に行ってきたので、パントマイムとは何か、どこでいつ見れるのかを紹介したいと思います。

今回訪れた場所はLyric Hammersmith、ロンドンの西にあります。ヒースロー空港からロンドン市内に向かう時には必ず通るHammersmith。駅の周りは大きなロータリー(ラウンドアバウト)になっていて、バスターミナルなどもあり、ロンドン市内の旅の出発地点的な場所ですね。こちらのシアターは、地下鉄Hammersmith 駅から歩いて5分と便利な立地条件です。そこのハイストリートにあり、キャパシティはそれほど大きくない550人ほどが入れるシアターです。ホームページのリンクを最後に貼っておきます。

パントマイム

パントマイムと聞くと、日本で想像するのは、言葉を喋らないピエロみたい人が空中イスや空中壁を見せるといったようなショーを想像がちです。実は19世紀ごろにイングランドで定着したようです。パントマイムとはミュージカルコメディ、そしてこの時期、年末年始限定で行われます。家族向けで小さい子供から大人まで、みんなが楽しめる劇です。日本でいうとよしもと新喜劇に歌が混ざった感じです。会場の半分近くが子供でしたが5歳ぐらいからティーンまで年齢は様々。大人の中には、杖をついたおばあちゃんも来てました。これを見ないとクリスマスではないといった雰囲気でした。我が家もいつのまにかパントマイムを毎年見るようになっていました。あと、パントマイムの特徴としては今でいうLGBTフレンドリーなキャスト構成になっています。

今回のパントマイムの題名は「シンデレラ」ですが、内容は「シンデレラ現代版」とでも言えるでしょうか。舞台は現在のロンドンとなり、シンデレラのストーリーに沿ったお話が展開されますがかぼちゃの馬車ではなく、かぼちゃのロケットが登場します。あまり話すとネタバレになるので、ご興味のある方はぜひ行ってみてください。

Lyric Hammersmith 番外編

Lyric Hammersmithにはおしゃれなガーデンルーフやバーがありますので、演劇を見なくてお酒を飲むだけでも楽しめます。夏に二階から出られるテラスは気持ちがいいです。ぜひ夏にも行ってみてください。冬のクリスマス時期でも中の雰囲気は、デコレーションでとってもいい感じです。

エコにも気を使ったビールのグラスがおしゃれ。

ぜひパントマイムを見て、イギリスのクリスマスを迎えて家族で楽しんでみてはいかがでしょうか?こちらのショーは1月5日まで公園です。

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About the Author: ジゴロッキー

2001年よりロンドンで活動。夢は悟ること。国籍日本。解決方法:時間。

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