ナショナルトラスト

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

週末(もしくは仕事のない日)とは、休息の為にあるものだと信じていた20代までの純粋無垢なあの頃。。。。

そんな時代は遠くに過ぎ去ったのだと知りながらも、しかし過去の栄光を忘れられず、ついつい週末が来るたびに「今週こそはゆったり過ごせるんじゃないか」という根拠のない希望が湧き上がり、そして裏切られていく日々。

この週末も、そのような期待を持ちながら起床しましたが、家の周りの霜が溶けきる前から、理由不明で怒り狂う8才女児を目の当たりにして、早くも「家でゆったり過ごす」計画は打ち破られました。

理不尽な気性の激しさを最大の武器としている我が娘も、動物と赤ちゃんにだけは笑顔を向けるので、その両方に遭遇する確率が高い場所、それはナショナルトラスト。

そういうわけで、我が家から車で40分ほどの距離にあるKnoleへ出陣いたしました。

ノール(kは発音しません)はロンドンブリッジ駅から電車で30分のSevenoakes駅から徒歩20分ほどで、公共交通機関のみでも行きやすいナショナルトラストの一つです。

「久しぶりに冷え込んだ週末だし、そんなに人も多くないだろう」とタカを括っておりましたが、人生、何事も甘く見積もってはいけないのですね。

駐車場からすでに渋滞。 私たちは辛うじて敷地内には入ることができましたが、私たちのすぐ後からは入場規制がかかり、多くの車が足止めされたようです。

駐車場までの一本道に列をなす車。 その横を颯爽と駆け抜けるジョギング中の女性。


ようやく駐車スペースを見つけ、「やはりノールに来たからには、建物より先に鹿に挨拶をしなければ」ということで、敷地内に放牧されている鹿に近づいて行きました。

木の枝かと思ったら、鹿の角。 さてクイズです。 この写真の中に、何頭の鹿が写っているでしょうか?
白っぽい鹿もいました。

こちらの鹿は500年以上も前から放牧されており、現在もその子孫とのこと。奈良公園や、宮島の鹿たちよりはゆったりとした性格で、かなり近づいても、人間に危害を加えることはありません。

奈良や広島に遠足で行った際に、お弁当を鹿に食べ尽くされた経験を持つあなたも、こちら、ノールではノープロブレム!

かと思っていましたが、気温2度にも関わらず野外ピクニックをしているツワモノの家族もあり、そちらは立派な角のオス鹿にカツアゲされていました。

少し歩いてお腹も減ってきたので、カフェがある方面へ向かうと、なんとそちらも長蛇の列。。。。

40分並んで、ようやくこちらの3点と水を手に入れることができました。。。。 

こんな物のために40分待ちとか、どこかの遊園地より惨いですわ〜

カフェエリア混雑軽減のため、日本の自動販売機会社にもっと頑張ってもらって、ナショナルトラストに売りつけてほしい。。。。 ナショナルトラストは、景観やエコにとても気を遣っているはずなので、その辺りも考慮されたマシーン開発&営業をお願いします!!!!!

唯一の救いは、鹿のおかげで娘の機嫌も直った為、40分待ちに耐えられたという事でしょうか。

本当はこちらでランチを取る予定でしたが、温かい食べ物ゲットは更に難易度が高そうだったので、諦めて自宅付近のパブで。こちらも大変混雑しており、結局お昼ご飯にありつけたのは、5時30分でした。

ちなみに、娘の怒りの原因ですが、お気に入りの南京錠の暗証番号がわからなくなり、そのイライラが激しく爆発したとのことでした。。。。。 そんなものに踊らされた残りの家族3人。。。。 いつになったらゆったりした週末を取り戻すことができるのやら。

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About the Author: たぬき

兵庫県南部出身。 ロンドン周辺の高級住宅街には一度も住む事がないまま在英10年以上。 常に転職を考えているフルート&尺八吹きです。 将来の目標は、読書環境(漫画も含む)と食事情が好みの老人ホームを見つけて、楽しい老後を迎えることです。

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