永遠に終わらない子供の送り迎え(パート3〜運転免許取得は計画的に)
お久しぶりです、ちこちゃんです。
ふわりではCubeブームが来ております。私も先日ランチに行ってきましたよ!
ユニゴンのランチレポートのメニューにあったお弁当をいただきました。
娘は天ぷら、私はとんかつを選びましたが、
もうボリューム満点、お刺身もしっかりとした切り身でぷりぷりしていました。
また行きたい
前にロンドンの飲食店のサービスの悪さをぼやいてましたが、こちらは日本人の素敵なスタッフがきめの細かい対応をしてくださいます。でも、私はこちらの回し者ではございませんので。
本題にはいります
さて、今日はずーーーーーーーっと前に始めた連載のパート3です。
もうだれも覚えてるわけないよねー。
自分でも覚えてたことに感動しています。
一応リンクを貼っておきます。
パート1
パート2
かいつまんでいうと、イギリスでは小さい子供の送り迎えは必須、しかもティーンになってからも、パーティーの送り迎えが発生するという話でした。
そして、イギリスでは17才になったら運転免許が取れるので、親は送り迎えから解放されるはずなのよ、その辺の話はパート3へ続く!!っていうところで終わっていました。
あの記事を書いたのは2年半前ですが、実はそのさらに3年ほど前から長女はドライビングレッスンを受けていたのです。
イギリスには運転教習所というものがありません。仮免許証(Provisional Driving License)は、なぜか15才9か月になったら申請できます。一部の若者はこの時点でこれを手にし、ID代わりに使い始めます(15才ってことを証明しても別に何ができるってわけでもないと思うけど…あ!映画館では使えるね!)。本チャンの免許はピンク色ですが、これは薄黄緑色。この仮免を手に入れ、自分でハイウェイコード(交通規則集)を買って読み、気持ちの準備を始めます。17歳になったら、免許を持っている人が助手席に座り、上の写真ような「L」のステッカーを貼っていれば、路上運転ができるようになります。普通はDriving Instructor を雇い、その人の車で公道での運転練習を初めます。教習に一切費用をかけず、自家用車で子供に運転の手ほどきをしたというつわものを一人知っていますが、レアケースです。母国語を教えることさえあれほどのバトルになるのに、公道で子供に運転を教えるなんて、危険すぎます。死人が出ます。社会の大迷惑です。
但し、普通は路上に出る前に筆記試験(Theory Test)を受けます。筆記試験に合格してなくても運転の練習はできますが、実技試験はこれに合格していることが条件です。
長女は17才になってすぐではなかったですが、高校生の最終学年くらいで実技教習を始めたと思います。その前に筆記試験も受かってました。それから5年以上経ってるのに、お姉ちゃんはまだ免許証を持っていません。「え、なんで?」って、普通思いますよねー。
こっちが聞きたいわ!
レッスンを始めたのが大学受験のまっさかりで、試験勉強してるうちに、レッスンが途切れ、試験が終わったと思ったら夏休みで遊び狂い、夏休みが終わったら大学が始まり、次の夏休みの時にレッスンを再開するも、また遊び狂い、そうやってギャップが繰り返される間に、学んだことを忘れる、という超バッドループにハマっていたのです。大学では基本、車は必要ないし、中途半端に車を持っていたらみんなの足代わりに便利に使われるだけ…ということで免許を持っている必要性もなかったんですよね。もう運転免許なんて要らなくなったのかと思ってました。
そうこうしているうちに、去年の第一次ロックダウンの最中に大学卒業となりました。就職先は見つからないし、バイトもできない。あるのは時間だけ。しかも就職活動してる間にやはり運転免許がないのは不利と気付く。もしかして免許取得の好機到来!?と思いきや、ロックダウンだから当然教習もお休みやんねー。それでこの4月の規制緩和でインストラクターによる運転教習が解禁になったときに、やっとレッスンを再開したのです。もとい、しようとしたんです、そしたら、ずっと前に受けた筆記試験合格の有効期限が切れてました orz …(懐かしい!)。お姉ちゃんは路上運転を始めるには筆記試験の合格が条件だと思ってたのですが、その有効期限は2年でございます…
それで筆記を再度受け、ギリギリで受かり、人は同じことを考えるから、めっちゃ取りにくくなっていたレッスンの予約をなんとか取り、とにかく2回ほどレッスンは受けたそうです。(その後筆記に受かってなくても路上レッスンはできることがわかりました(あやどん情報)なんやねん)
しかし…彼女はこのほど突然、運転免許不要のポジションに就職が決まりました。忙しくなるし、住んでいる場所も交通の便がよく車は要りません。で、またもやモチベーション萎え萎えです…
もう知らんし
取りたかったら勝手に取って
そんな状況の中、彼女がピンクの免許証を手にする日が近い将来訪れるとは思えませんが、このバッドループをぼやくと、「うちの子もそれ!」って言う人が結構いるんですわ、奥さん。
今日日のお子さんは環境問題に関心が高く、自動車に対する所有欲がそもそもないとも聞きますが、万一、いずれは子供に運転免許をと考えてらっしゃる場合、大学受験のスケジュール、本人の生活態度、モチベーションの維持理由等、いろんなファクターを考慮されて、だいたいのタイムフレームをにらみつつ、効率の良い計画を立てることを強くお勧めいたします。教習代があなたの財布から出る場合は特に…
次回は、お姉ちゃんを飛び越してついに免許を手に入れた次女の話、完結編をご紹介したいと思ってます。こっちの方が有益な情報かもしれません( ̄∇ ̄;)
今度は2年半も空けませんよ。知らんけど(出た―――!生粋の関西人!)
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