お弁当とお母さん
どーも、たまさぶろうです。
四季の中で、たまさぶろうは秋が好きです。街道の木々が色づいていく様や、朝晩の空気の冷たさ、澄み渡る青空、色々な表情を見せる雲模様も好きです。
ノスタルジックな気持ちにさせられる季節でもあります。食べ物も美味しく感じるし、「旬」を感じられる季節ですよね。
・・・って、日本だとそうなんですが、イギリスに住み始めてからは、そこまで秋を楽しめてないです。だって秋を通り過ごしていきなり冬になっちゃうから!
ついこの前まで、半そででも大丈夫だったのに、いきなりセーターとダウンジャケットってどういうことよ。
「旬」な食べ物も、日本のスーパーみたいにカラフルなポップで紹介されているわけでもないので、何が旬の食材なのかもあまり考えずに買っちゃってます。
あー、日本の秋を堪能したい!!!
お弁当
さて、またまたお得意の愚痴から始まってしまいましたが、今日はお弁当のお話。
皆さん、ご自身含めご家族・お子さんのお昼ご飯はどうしていますか?
たまさぶろう家は、娘は学校給食(なにせタダだからね)、息子と旦那・私はお弁当です。
私はお掃除の仕事の移動時のみしか食事をする時間がないので、すぐに食べられるようにおにぎり、サンドイッチ、時間のないときはバナナやスナックバーで空腹をしのいでいます。
息子と旦那は、ほぼ毎日お弁当持参。旦那は小学校の先生なので、無料で給食が食べられるはずなんですが、子供たちと一緒に座り、面倒を見ながらの食事になるそうで、頑なに拒んでおります(笑)かといって自分で何か作っていくつもりもなく、私が作らなければ適当に買うというスタンス。
息子は育ちざかりなので、学食で食べようものなら、いくら使うか想像もつかないので、100%お弁当。
朝早く起きて作ることもあれば、晩御飯の残り物を詰めちゃうこともありますが、ここ最近は晩御飯を作りながらお弁当用のおかずも作り、冷ましてから夜詰めて朝そのまま持たせる、という感じですね。
日本だと、彩りよくキレイに詰めないとと、気になってしまうことも多いかもだけど、イギリスだと、サンドイッチ以外の弁当を持ってきているだけで「すごい!!」と絶賛されるそうなので、茶色い弁当の日、結構多いです(笑)
毎日お弁当作っている割に、あまりお弁当の写真がない!
お恥ずかしいですが、ズボラ弁当の中でも少し彩りの良い写真、載せておきます。
お母さんのお弁当
こういう風に見返してみると、私も高校生活3年間、母にお弁当持たせてもらっていた事を思い出します。
朝7時過ぎには家を出る私に合わせて、毎朝早起きして作ってくれていました。当時母はフルタイムで働いていたし、朝ごはんも作ってお弁当も作っていただなんて、本当にありがたい話ですよね。レンジでチンのものはあまり使ってなくて、栄養バランスも良いお弁当だった記憶があります。
それでも、お弁当の文句を言ったこと、何度かありました。
今もし息子が私に文句言おうものなら、即、弁当なしになるだろうに。
でも、1度だけ、本当に母を怒らせてしまったことがありました。中学の時に剣道部だった時はほっそりしてたくびれウエスト(今は見る影もなし)が、高校入って運動部にも入らず間食しまくってたのに、太ったのはお弁当の中身のせいにして、
「お母さんの作りお弁当、野菜が足らんき太るがやんか‼」と八つ当たりしちゃったんですよね。
次の日のお弁当、どうなったと思いますか?
こんな風になりました。再現してみました。
お弁当がやけにモッコリしてて、変な形をしているなと思いつつ、友達と中庭に行ってお弁当の包みを開いた瞬間。
爆笑!!
腹がよじれるくらい笑いました。
確かに、野菜が増えてます。確実に増えてます。
普段、温厚な人を怒らすと、本当に怖いです。
この日以来、お弁当に文句は言わなくなりました。
自分が子供の時はやってもらって当たり前だと思っていたこと。
それが自分自身が大人になり母になり、仕事をし子育てをし、毎日の日々の暮らしを継続していく中で、当たり前じゃなかったんだと気づくと、母のしてくれていた事って、本当に偉大だなあと改めて気づかされますよね。
いつか私の子供たちにも、私が己を奮い立たせながら頑張ってること、しんどくても踏ん張ってること、子供たちをたくさん愛していること、たくさん伝わればいいなと思います。
皆さんは、お弁当にまつわる思い出、ありますか?
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