パントマイム
あけましておめでとうございます。
お正月も過ぎて今さらですが、クリスマス時期のお話です。
イギリスのクリスマス恒例のイベントにパントマイムがあります。
娘が小さい頃初めて行ったときには、大道芸でよく見る、手をこうペタペタして見えない壁がある、みたいな無言で手振り身振りのパントマイムを想像していて、行ってみたら違ーうっ!
以下Wikipediaより
イギリスにおけるパントマイム(pantomine)は、流行歌やダンス、ジョークなどが盛り込まれた大衆的な笑劇のことで、家族で楽しむ芝居としてクリスマスシーズンを中心に演じられる(クリスマス・パントマイム)。出し物は『シンデレラ』や『アラジン』など、有名なおとぎ話を元にしたものが多く、伝統的には男装した少女と女装した男性が主役を演じる。出演者と観客が一緒に歌ったり、掛け合いをしたりもする。いわゆる無言劇のパントマイムは、イギリスではマイム(mime)と呼ばれている。
ということで、イギリスでパントマイムというと、子どもから大人まで楽しめるコミカルなお芝居なんです。
『Jack and the beanstalk(ジャックと豆の木)』と『Snow White(白雪姫)』の2つを観に行く機会がありました。
『ジャックと豆の木』は Hastings にある White Rock Theatre というところで上演されていました。
子どもの学校の遠足の付き添い(希望者のみ)で行ってきました。
6,7歳の子たちと一緒に座って観たのですが、みんな目がキラキラ夢中です。
Panto ならではの会場の一体感、舞台との掛け合いも絶妙のタイミングで、
悪役が登場すれば、Boooo! ブーーーー!とブーイングの嵐ですし、
Oh no it isn’t! と出演者が言えば、観客は Oh yes it is! と返します。
出演者の何人かが
ハロー!エブリワン!僕は○○だよ~!僕がなんとか~って言ったら、ほにゃらら~~~(結構長い文)って返してね!
とお願いしたりするんですが、みんなそれを聞き取って覚えてちゃんと返すんですよね~。
お芝居の中で何回も同じセリフが出てきて、その度にみんな返すんですが、子どもたちはいつも全力。
他に、出演者の後ろにお化けとか何かが出てくると、みんなで
It’s behind you! ビッハインジューーー!うしろー!
と叫びます。
え?後ろ?どれどれ?と見てみると、いなくなってて、
出演者が観客のほうを見ると、また後ろにお化けとか出てくるんですよね。
それが何回も繰り返されるんですけど、毎回毎回子どもたちは全力で叫びます。
今回のお芝居でもやはり女装の男性がおり、出てくるたびにキッラキラのドレスに着替えて登場します。
そして、話し方といい、振る舞いといい、とても面白いんですよね。
いや~子どもたちとのパント、とっても楽しかったです。
そして、『白雪姫』のほうは近所の学校内にあるシアターでの上演でした。
こちらは娘の通っているダンススクールの子たちがダンサーとして出演するということで、家族で観に行ってきました。
もちろんパントも楽しみましたけど、娘のダンス発表会を観に行くような気持ちだったので、ダンスのほうを集中して観てました(笑)
娘も楽しそうで、いい経験ができました。
去年の流行歌といえば、大ヒットした『Greatest Showman(グレイテスト・ショーマン)』の曲はどちらのパントにも使われていました。
うちの車の中でも、子どもたちが乗ってるときには相変わらずこれです。
これのおかげで、車酔いしなくなってるといってもいいかも。
クリスマス時期の Pantomine、 大人から子どもまでみんな楽しめるので、とってもおすすめです。
といっても、今年のクリスマスまだまだ先ですが(笑)
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