ポーランド旅行 北ポーランド 港町グダニスクおすすめスポット7選

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ポーランドといえば大陸続きの東ヨーロッパ諸国に囲まれた国を想像しますが、北に向かうと砂浜のビーチが広がった海岸と港町があります。その中の一つグダニスク。1980年代、社会主義から自由化へ向かう時代に運動家が集まって活発に活動された町でもあります。

そんなグダニスクを紹介したいと思います。

1 旧市街デューギ広場

第2次世界対戦では町の大部分が破壊されましたが、現在はカラフルな建物が並び、ヨーロッパの中で美しい町としても有名となり、観光客で賑わっています。天気の良い日にはずっと散歩していても楽しいです。

数多くのレストランがあり、値段はメインコースで1200円程度。地元の方々が経営してるビュッフェ式の食堂のようなレストランであれば700円程度でお食事が楽しめます。

2 ヨーロッパのエリートが集まったパブ アルトゥスコート

14世紀ごろに建てられて、18〜20世紀にかけては穀物の交換所として使われていました。もともと組合などが集まって話し合う場として設けられたこの建物は、16世紀ごろはヨーロッパでもっともエリートたちが集うパブとして、ここでビールなどを飲んで、会合があったそうです。

天井からぶら下がった2メートルほどの大きな船の模型が印象的。壁には面白おかしく彫刻された顔が飾ってあり、政治に対する批判を皮肉っぽく表現したかったという意味が込められてるそうです。

3.戦後のポーランドを知るヨーロッパ ソリダリティーセンター

第2次世界対戦後から1989年の共産主義崩壊までのポーランドの様子を見ることができます。激動の1980年代は多くの人が抗議活動で犠牲になり、この博物館で当時の生活を感じることができます。旧市街からは徒歩で15分ほどです。

4 高級ビーチ ソポット

グダニスクから海沿いを北に10キロほど向かうと、高級ホテルが立ち並び、ビーチにはパラソルとレストランが、観光客を癒してくれます。風が強い日でも、屋根付きの簡易ベッドを1500円程度でレンタルすると、風よけにもなり、さらにビーチを楽しむことができます。

5 海賊船ガレオン

デューギ広場に面する運河から海賊船ガレオンが1時間おきに出航しています。30分の船の旅はグダニスクの運河沿いの生活を一望、ワインを飲みながら優雅な船旅を満喫できます。

6 戦場となった海岸ヴェステルプラッテ

第2次世界対戦開戦当時、海からの侵攻を進めるドイツ軍に対して、ポーランド軍隊が7日間の攻防を繰り広げた海岸です。海賊船ガレオンの目的地を降りると徒歩5分ほどで海岸にたどり着きます。そして海岸沿いの森を北に歩いて行くと、そこには当時破壊された痛々しい建物をそのまま残し展示しています。丘の上には、世界大戦中、海岸での戦闘で亡くなった兵士たちを悼む巨大な石碑が建てられています。丘から降りて帰り際に見える、大きな文字のポーランド語で「これ以上の戦争は許さない」の文字がとても印象的です。

7 第2次世界大戦博物館

1900年前半から第2次世界対戦終了までのポーランドの様子を映像、写真、展示物、大型模型で表現。大戦中はドイツとソ連に挟まれ、悲惨な生活を強いられたポーランドの様子が伺えます。ひし形にそびえ立つ建物が印象的です。地下3階にある博物館で、天井が高く、当時のビルが立ち並ぶ街並みを再現して、臨場感に溢れます。

1989年の共産主義崩壊から急速な発展を遂げているポーランド。ここグダニスクでも人々は笑顔が絶えず明るい未来を感じることができます。ぜひポーランドに来た時はグダニスクへ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

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About the Author: ジゴロッキー

2001年よりロンドンで活動。夢は悟ること。国籍日本。解決方法:時間。

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