ストレスマグニチュード
皆さんの抱えるストレスにはさまざまなものがあると思います。学校に行く子供ならば、クラスでの友達関係やら学業の成績。働く人ならば、通勤の満員電車やら上司の理不尽な要求。年配の人は老いの恐れやら孤独感など。人間はストレスを感じずには生きていけないのです。
そんなストレスを一般的に分けて、点数をつけてどのぐらい重度のストレスかを判断しようとする指標があります。それが「ストレスマグニチュード」。ストレスの感じ方は人それぞれですが、この表を見て「へー」って思いました。
ストレスの値を結婚を50、配偶者の死を100として、そのほかのストレスの要因をそれに当てはめていき点数を決め、尺度を図るというものです。皆さんは今どのくらいストレスを感じていますか?表を見て計算してみましょう。
その前にちょっと一言。ストレスマグニチュードの日本版を見てみると、なんと!配偶者の死が83まで下げられてる。もともとアメリカで設定された100を日本独自に83まで下げたのでしょうか?日本人の配偶者に対する気持ちをアメリカ人と比べての結果で83まで下げたのでしょうか?意味深です。
全部足して300以上あると来年健康に障害が生じる可能性80%だそうです。まずはストレスの項目にどんなものがあるのか見ていきましょう。上位5つをみると配偶者の死(83)に続いて会社の倒産(74)、親族の死(73)、離婚(72)、夫婦の別居(67)と身内関係がやはりストレスを起こす原因なのかと考えることができますね。
「自分の病気やけが」(62)と「仕事のミス」(61)がほぼ同等ということには驚きました。病気になっても仕事のミスが嫌なので、這いつくばって会社に行くサラリーマンの様子が伺えます。健康であることが幸せと思う自分は仕事のミスより自分の病気やけがの方がストレスに感じてるのかなあと考えてみると、やはり仕事のミスも結構なストレスを感じる自分を見て、この62と61の尺度はあっているのかなあと感じてしまいます。私も這いつくばって会社に行ってしまっています。
65項目全てを見てみると、会社関係が半分近くもあり、会社で受けるストレスが多くを占めていると感じました。これを解消できればだいぶストレスフリーになれそうですね。
家族関連のストレスを見てみると、「結婚」「離婚」「夫婦喧嘩」「妊娠」「子供の受験」「子供が新しい学校へ行く」「子供が家を離れてく」と結婚から始まるさまざまなストレスが家族環境を襲います。子供が幼少期には睡眠不足でストレスが絶頂に達することもあります。
これだけのストレスがあるとわかっていながらも、人は愛し合って家族を持とうとします。なぜかというと人間は挑戦が好きだからです。挑戦とは変化を試そうとすること。そうすることによって成長しようとします。その変化を克服した時に満足感を得ることができます。
ストレスマグニチュードに挙げられた項目を実際に経験してそれに戦って人間は成長していくのだと思います。ストレスマグニチュードの尺度を測って300超えたから病気になるかもしれないとストレスを抱えるよりは、それを一つ一つ克服していくことを目標においた方がいいかもしれませんね。
ちなみに私は、昨年は会社でいろいろあり、それも踏まえてストレスマグニチュードを測ってみましたが、結果は489でした。1年経った今のところは健康に生きています。だから300超えたからといって心配する必要はないでしょう。問題に立ち向かって戦えば大丈夫です。
ストレスマグニチュードでストレスチェック。ストレスを克服することが重要で、点数が高くて心配するということが重要ではない!
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