海亀と泳ぎたい夏/後編

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

みなさま、今日も涼しいですね。

またまた車屋の女房です。早速続けさせて頂きます。

KefaloniaとZakynthosのニ島にまたがる日程を組んだ車屋の女房、

17歳長女と15歳長男のベッド問題はやはり難航しました。

KefaloniaもZakynthosも共通して、ターゲットのエリアにツインルームというのが少なかったのと、子供達だけでの部屋の使用をすんなり認めてくれるのかという不安、加えて隣同士もしくは向かい側のアレンジメントがされなかった場合のリスク……面倒くさいですね〜〜。

車屋の女房は全く気にしないんですが、夫はパニクるタイプ。そしてよく居る話を聞いていない人。

だから、階が違うとか建物が別だとかいった事態が起こった場合の一悶着を考えると、自然と同室一択に。そうなるとまたハードルが上がりました。

本当に面倒くさいので、来年からブッキング係をやめることにしました😂

結局、春までの間に検索し続けて出した結論が

Kefalonia 〜〜ルーフテラス付きバスタブ有り2ベッドルームアパートメント(Airbnb)

Zakynthos〜〜seaviewテラス付き2ベッドルームアパートメント(ホテル)

このホリデーベッド問題についてはまた後日……

さぁ、本題の

Zakynthosという島をご存知の方も多いと思うんです。実際に行かれた方も。

最近は、世界一美しいと有名なshipwreck beachに上陸できない、というのが逆に有名になってしまったようですね。

KefaloniaからのフェリーではZakynthos到着間近になると北側の美しいビーチも見られますので

オススメだそうです。(ずっとデッキにいた夫からの情報です)

色々と調べてはいたものの、車屋の女房は亀さん観光ツアー事情を全く知らずにZakynthosに上陸してしまい…初動が遅れました🤣混み混みなんです〜〜。大型バスで乗り付け、続々と観光船に乗り込んでいく人達。全島からこのために観光客が集まってきているような。

そして暑い🥵

昼前にホテルに到着したのにも関わらず、初日は徒歩圏内のCameo Island 横のハーバーで餌付けされている大きな亀さんを見に行くだけに終わりました。

それだけでも十分に感動させてもらいましたけれど……

Kefaloniaでもボートを借りて、前編タイトルバックの美しいビーチ(White Rocks beach)へ行ったりしたんですが

Zakynthosでも観光ツアーには入らずボートを借りました。

そして出会えた亀さん……

この亀さんたちは30分ごとに空気を吸いに海面まで上がってくるそうで、

人間たちはその瞬間を見つけるためにボートに乗って漂い、目を皿のようにして探すのです。

観光ツアー船は目当ての亀さんにGPSでもつけているのか、必ず亀さんを見つけてその周りを取り囲みます。あんまりいい光景ではないのですが、観光で経済が保っている島ですから仕方ないですよね。

車屋の女房は亀さんと泳ぐのが目標でしたので、亀さんを見つけたら海に入り後ろから静かに追いかけました。

たまに並ぶくらいの時もありましたが、決して前に出てはいけないとボートレンタルの時にインストラクションがありました。

ターキーのビーチにホリデーに行っていたお友達家族は、後ろを亀が泳いでいるのに気付かずお父さんが腕を咬まれたそうです。

サメとは違いますが痛かったそうですから、亀さんの視界に入るのは避けた方が良いですね。

翌日もまたボートで出かけて亀さん探し。

観光ツアー船と離れて単独で亀さんをみつけるのはなかなか大変ですが、同じ目的のボートが数隻いて、お互いに教えあって亀さんを見つけていました。

見つけたらエンジンをオフにして、漂いつつ近くへ寄ります。

静かな海の中をスイスイと静かに泳ぐ亀さんに並びながら、海中の世界を体験したような気になっていた車屋の女房です。

部屋のテラスからはこんな眺めで、観光ツアー船がぐるぐると亀さんを取り囲んでいるのが午前中と午後3時以降見えてました。

あまりにも近くに見えた時があったので、シュノーケリングをつけて泳いで行ってみました。

そこまで辿り着くまでの間

海中でもそのボートのエンジン音の大きさが響き、亀さんが海底に潜んでいる理由が分かったような気がしました。

そして、大小のボートが取り囲んだ後ろでチャンスが来るまで待っていたら

不意にスペースが空いて亀さんが泳いできたので

海底に戻ってしまうまでの間、横で泳がせてもらいました。

全くもって、人間のエゴでしかない行為ですが

心の中で亀さんに謝りながら幸せな気持ちになりました。

正直言って、亀さんと泳いでいる時間以外は苦行の何物でもないホリデーでした🤪

と切実に願う車屋の女房です。

(後編タイトルバックはMarathonisi Island 西側のpebbleビーチです。caveの横にあり、午前中は日陰が出来るのでパラソルなしで上陸してピクニックや探検もできます。taxiboatが利用できれば楽だと思います。ビーチ左側には崖がそのまま海底まで要塞のように続いており、シュノーケリングをやめたくないと思うほどの世界が海底に広がっていました。砂地は海底のみなので、スイムシューズ着用をお勧めします)

本日も車屋の女房にお付き合いくださってありがとうございました‼️

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About the Author: Eva

子年生まれ。ブラックラブラドールオーナー歴9ヶ月。イギリスで全く想定外の車屋の女房になる。

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