この一杯に懸ける

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

おはようございます。スメラルダです。 いきなり寒気が流れ込み、慌てて一枚着込んだのではないでしょうか。

昨日ふらりとわんこたんとお散歩に出てびっくり。寒いっ!!!三寒四温、油断せずに春を迎えたいところです。

2月下旬ちょっと暖かい日が続いたので桜が咲き始め次男の通学路はずっと満開です。

お隣の家の桜も。ふわふわっと飛んできた花びらを優しい次男が持ってきてくれました。

茶碗に浮かんだ花びらを見て日本の桜を思う。。。 遠いっ ハードル高すぎる日本。

今日は私のお酒生活をお話しします。

イギリスに来てお酒を初めて飲んだのは昼間のパブ。’イギリスではパブで気軽にビールを飲むんだよ’、

父の言葉を信じ、子供二人連れて初めて入ったパブでハーフパイントをお願いし外で頂きました。奇異に映ったでしょうね。

今思えば。。。。 

日本ではワインなどほとんど飲みませんでした。単純に美味しいと思えなくて。 それにお酒とは「酔っぱらうまで飲む物」

大学や、職場でなんとなく理解していたような。アレルギー体質なのか一杯がやっとの私には飲み会後の苦痛は付属品。

イギリスに来てからも最初のパブ以来、ほとんど飲みませんでした。

それが変わったのは、お兄ちゃんのクリケットの練習の時。

通っていたクリケットグランドにはクラブハウスの中にバーがあり、夏になると夕方オープンするのです。

ママたちは丸いテーブルで練習終了を待ちながらダラダラしてます。が、ある時一人のママがグラスワインを人数分購入して

テーブルに持ってきました。「私、酔っぱらうのが苦手なのよねー」などと言いながら一杯ご馳走に。

すると、しばらくして他のママが「私行ってくるわ〜」とそれぞれの分の二杯目を買いに。。私はまだ飲み終わっていないのでそのまま・・

するとしばらくして、また違うママがみんなの3杯目を・・ 終わる頃にはテーブル一周。。ってどんだけ飲んじゃったの???!!!

次の週も、また次の週も。。 暑い夏の明るい夕方に冷たい白ワインを飲む。しかも子供はレッスン中。

この禁断さ加減にはまり、2、3回は私も購入係になることができました。 

でもママたちは全然「酔っ払わない」。酔っているかもしれないけど居住まいが美しい。

私は酔っ払わないのが凄いわね、と聞きました。 するとあるママが「’酔っぱらう’ほど飲む必要ないのよ」

ごく当たり前のことなのでしょうが、私には新鮮な言葉。。。 

そうか・・「一杯でやめたら楽しいお酒で終わるのね。。?」 

それ以来、できるだけ自分の好みのお酒に寄せてもらい一杯を楽しめるように工夫。

ママ友のドリンクナイトでは最初の一杯は私に選ばせてもらう(どうせ英人ママたちは何本でもガンガン行くので気にしない)など工夫。

そして出会ったのがシャンパンです。一杯で乾杯もできて飲みやすく美味しい。

最近は子供たちが大きくなったので一杯だけおとっつぁんと夜パブ(9時以降)に行くこともあります。

その時は必ずシャンパンかプロセコなどの発泡ワインを選ぶようにしています。どうせ一杯しか飲めないのだから。。

せめて美味しい幸せになれるものを・・・

小さな楽しみの一つですが、今日はお気に入りの常備品をご紹介。

Monopole Heidsieck Blue Top

一番無難かな〜。大人数(と言っても6人くらい)で飲む時には持って行きやすいボトルです。家でももちろん美味しく飲めます。これは常備ワインでもあるので、おひとり様でもスポーン♪ たまにはいいでしょ。

Piper Heidsieck Cuvee Brut

辛口。すっきり爽やか!! 友人のシャンパンパーティーではひたすらこれを飲むという、オタクなパーティーがあります。主催者曰く、唯一翌日まで引き摺らないシャンパンだとか。。私はそこまで飲まないので、本当かどうかは知りません。

香りが素晴らしいのでグラスはチューリップタイプがおすすめ。

Taittinger Reims Brut Reserve

これはどちらかと言うとお祝いの時に開ける、自分のためにはわざわざ開けない、贈り物系です。箱がなんとなくゴージャスだし。

これも「一本飲めたらなー」と思えるくらい良い香りです。

Prince Alexandre Brut

Cremate De Loire

シャンパン、シャンパンって騒ぐなよ。。と申しております。

これはクレマンと呼ばれる発泡ワインでフランス国内で生産される「シャンパン以外の発泡ワイン」です。シャンパンになれない発泡ワインということで哀愁が漂う感じですが、そう思うのは私だけ。

とても美味しい、シャンパンと区別できないかも。イギリス国内に入ってきているものは数が少ないと思うので、見かけたら是非〜。

泡が繊細なのでグラスはフルートタイプが見ていて飽きないかも。。 なーんて、見る前に飲んでますからー。

シャンパンの世界は奥が深い。。 私にはそこまでわからないので、身近にあるものを楽しく一杯飲みます。

以上、私の「一杯しか飲めないから」選ぶお酒の紹介でした。 皆さんのお勧めシャンパン、ありましたら是非コメント欄までお知らせください。待っています。

この夏は007御用達のBollinger などの有名どころもスポーンと開けたいです。結局いつも同じ物かも知れないけど。。

おまけに一本ご紹介 家の庭にいながらイタリアの風を。

Mirto

これはリキュールです。 薬草のような味。

イタリア・サルディーニャ島の名物。

身体に良いんだと言い訳しながらどんどん飲む、銀梅花と呼ばれる木の実(ベリー)から作られる甘いお酒です。 トニックウォーターと炭酸で割ってイタリアの風を感じるのがホリデーに行けないコロナ禍にはありがたい香りでした。 どこかで見かけたら是非試してみてください。

身体には良いみたいですから。

最後まで読んでいただき感謝です。


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About the Author: Smeralda

東京都出身。ロンドン郊外在住。読書、読むこと大好き。家事の才能はなし。ほぼ運転手さんの日常。たまーにUFOみたりする。みんなに支えられてるんだなと深く実感してるこの頃。

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