旅行をして、生活を豊かに!
交通機関の発展や、インターネットでの宿の予約のおかげで、旅行に行くことが、簡単で安くなってきました。今回は旅行をするとどのような事が起きるか検証してみようと思います。
先日、友人たちと旅の話をしていると、身近にいる年配の方から聞いた話がとても興味深かったので紹介します。その内容は以下。
「知らない場所に行く」というのが、ものすごい抵抗があり、若い頃、船乗りしてたらしくて、「もう世界中見たから」と一日中テレビだけみてます。
また別の友人は、
「ここのお隣さんも、無線技士として船で世界中行ってたので、もうどこにも行きたくないし興味もない、って同じこと言って一日中テレビかネットしてる。」
こう言った内容を聞いて私は、とてもうらやましく思いました。この話の内容だけでは、正確な年齢や、いくつの国を訪れたのかは知ることはできませんが、経験値という値を考えると、かなり高いとうかがえます。
私は「旅行」というのがあまり好きではありませんでした。先ほどの会話の内容にもあった「知らない場所に行く」ということに、私も抵抗がありましたし、お金を費やしてまで、不安な思いをする必要があるかという疑念もありました。そして、むしろ、そのお金があったら、・・・を買いたいと、物欲にかられる思いでした。
物はいつかは無くなります。しかし、思い出は無くなりません。(忘れたい思い出もありますが)。いつしか、このように思うようになって、旅をするためにお金を貯めることを始めました。
そうして、各地を訪れ、現地の文化を実際に経験してみました。「へー」って思うことが多くて、その度に「旅に来てよかったなあ」と感じます。「この目で見たことない、経験したことない」ことを現地に行って実際に体験すると、不安はありますが、時間とともに、その経験を実感することができます。その後は、何か自分がまた経験値をあげて成長した気分になります。
おそらく冒頭で話してた方々はこの感心する回数を重ねて、経験値を高めた結果、あのように「もう旅はいい」と思うようになったのではないでしょうか。
旅行をするのにはお金がかかります。移動するお金、宿泊費、外食も多くなるので、日常の家庭で料理するのを食べるより、出費は重なります。さらに観光名所などに支払う入場料などもかかりますね。
ヒッチハイクでバックパッカーという選択肢もありますが、これは1人で行けて、いつ命を落としてかまわないという覚悟ができた時にやろうかなと思います。
旅に出るのに何を目的とするかを考える
まず、「・・・に行ってみたーい!」と観光地の写真を見て決めたり、食べたいものを聞いて決めたりもします。海外に行く人であれば、現地の言葉を喋ってみたいという人もいるのではないでしょうか。そのほか、ジャーナリスト的にどんな生活を現地の人はしているのか、今ニュースで取り上げられているこの地域は実際にはどんな状況なのかと、自分の足を運んで、自分の目で見るという人もいるでしょう。特に海外に行くと、自分の出生地の国では保存できない芸術品やら歴史的重要文化財なども見ることができます。そのほか、ビジネスでお客様や自分の会社の支店の人に会いに行く場合もあります。
いずれにせよ、全て、自分の日常の生活から離れた行動で、何かを発見する目的で人は旅をします。
時間とお金
仕事をしている人は休暇をとって旅行に出かけます。有給の日数は限られているので、旅行の日程も決められた時間で計画を立てなければいけません。(そうでなくて、自由に行きたいところに行って、お金もその場で稼げるという人はうらやましいです。)そして、資金にも限りはあり、仕事して貯めたお金以上に使うことはできません。旅行に行く時はこの時間とお金のコントロールがとても難しいです。
「旅行中だから今日は奮発して高級レストラン!」を連夜で遂行すると、帰ってきた後に来るクレジットカードの請求書を見て愕然とすることがあります。「高級レストラン巡り」のためにお金を貯めたのであれば結構ですが、そうでない人は、よーく予算と相談した方が賢明です。あと、旅行先だから買っちゃえ!といって、値段の高い家に置く置物のようなものを買って、旅から帰ってきて、家の中の端っこの方に無理やり置いて、忘れ去られてしまうパターンもあります。よっぽどその分、そのお金を次の旅行に貯金した方がいいと思います。
目的、日程、予算が決まって、さあ出発!
予定が決まっていよいよ出発の日が来ました。しかし、出発前は心配事がいっぱいありますよね。時間が指定された電車や飛行機を利用する人は、遅れないようにと、それまでドキドキです。家族や恋人との旅行だと、出発前から、この時点で口論が起きたりもして、楽しむはずの旅行が、いやーな出だしになっちゃいますね。ここは計画的に余裕を持って最初にケンカして気まずい旅行にならないように気をつけましょう。
挑戦を恐れずに
自分の慣れていない土地での行動は毎日がチャレンジです。「知らない場所に行く」ということは、これから起こりうる日常的ではないことに対応しなければなりません。脳の活動はそれに向けての準備で活発になります。子供の教育にもいいことだと思います。高いお金をかけて遠いところに行かなくても、近いけど行ったことのない土地を勉強するのもいいことです。
まとめ
旅行をすると
- インターネットでの交通機関、宿の予約で、自分での計画ができるノウハウ能力がつく。
- 旅行費を貯めるために物欲が薄まる
- 思い出を買うことができる。そしてなくならない。
- 自分の目で見て、体験したことに新発見の感動を覚える
- 会社の有給を使う人は、限られた時間を有効にと、計画的に行動できるようになる
- また次の旅行代に節約しようと、旅行先だから買っちゃえ!みたいな衝動買いを抑えることができるようになる。
- 出発前の迫り来る時間のプレッシャーに打ち勝つことができて、パートナーとのトラブルも解消、優しく対応できる
- 新しいことへの挑戦で脳が活発化される。子供の教育にもいい。高い学費を払って、勉強させるのとあまり変わらないような気がする。
旅というのはいつも住みついてる土地から離れて、新しい発見を求めて、そして、それがそれぞれの価値観をいろんな視点から見れるようになり、生活を豊かにしてくれます。旅行とは素晴らしいことがいっぱいですね。これからもいっぱい旅行したいですね。
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‘ふわりいぎりす’は、イギリスにいる日本人ライターたちが気が付いたこと、発見したこと、知っていること、思ったこと、教えたいこと、気になることなど、ちょっとだけお伝えするウェブマガジンです。
初めまして、ランキングから来ました!
私も旅が大好きでコロナ前まではよく旅していました。知らない土地で見知らぬ人から親切にされたり、おいしいもの食べたり、見たことないような景色が見れたりするのがいいですね^^
そして命に危険を及ぼすようなことでない限り、どんな出来事も良い経験と思っています。早く自由に旅できる世の中になって欲しいと常に思ってます。
読んでいただいてありがとうございます。イギリスでは旅行がしやすい環境が戻りつつあります。世界中どこでも自由に行ける大切さをコロナで知らされました。行ける時に行っておくがモットーです。お金を貯めてまだまだ旅行は続けたいですね。