露のウクライナ侵攻 8日目
2022年2月24日、イギリスではコロナ規制が完全撤廃(コロナ陽性者に対する隔離要請なし)されて、いわゆる、コロナ勝利宣言がなされた。
そんな中、世界を震撼させたのが、露のウクライナ侵攻である。
以前からウクライナ国境でのロシア軍停滞で緊張が高まっていたのは誰もが認識していたことだが、多くの専門家、ウクライナ国民はまさか本当に攻めてくるとは思っていなかったようである。
そして侵攻から8日目を迎えた今日、今現在でも、死の恐怖に晒されながら生きようと頑張っているウクライナ人たちが、私たちのすぐ東にいるのである。
先週までは普通に学校や、病院に通えた子供たちは、全てを失い、避難民として隣国に逃げようと必死だ。爆撃を受けて亡くなっている子供たちもたくさんいる。
建物は世界中の寄附金で建て直す事はできるが、傷ついた人間の心は最悪一生癒す事はできない。
罪のない子供たちまで巻き込んで、戦争の恐怖を脳裏に焼き付けようとするロシア軍に深い怒りを感じる。
西側の隣国ポーランドでは避難民受け入れ 体制を強化している。聞くところによると、政府による避難民受け入れ体制を整える準備をしているそうだが、心を打たれたのは、一般市民がボランティアでウクライナ避難民を自分の家に受け入れてるということだ。
過去の歴史で、ポーランドは現在のウクライナの一部を所有していた時代もあり、ウクライナとの繋がりは古くからあった。出稼ぎでウクライナからポーランドに働きにくる人も多くいる。それほどウクライナとポーランドは親密なのだ。
そのポーランドでは避難民を受け入れ、ペットも登録やワクチンなしで受け入れるといった、動物移動の際に国境越えに必要な措置を大幅に緩和して、難民受け入れ対応に急いでいる様子は感動する。災害時などにペットを助けに行って命を落とす人も多いことを考えると、今回のポーランドの対応は非常に感心できる。
大手ホテル会社AirbnbのCEOが隣国のポーランド、スロバキア、ハンガリーのAirbnb経営者(ホテルのオーナー)に無料で数日間住む場所を提供するようアレンジしているようだ。
ポーランド東部ではATMからキャッシュがなくなり、ガソリンスタンドにもガソリンがなくなるなどのパニック状態が発生しているが、NATO軍がウクライナ国境沿いのポーランドには駐屯しているので、実際にロシア軍がポーランドまで攻めてくるという事はないと思われる。しかし、世界からの制裁で行き詰まったロシアが最終兵器の核爆弾を使用する懸念が浮上しているので、隣国は安心とはいえない。
ロシアとは友好的だったドイツが最初はウクライナにヘルメットしか提供しなかったが、あまりにの残虐なロシアの攻撃を見てウクライナに武器を提供し始めた。
アメリカは、ウクライナ大統領を亡命させてウクライナをロシアに受け渡すつもりだったのが、元コメディアンのウクライナ大統領が逃げないと決意して拍子抜けしてしまった。そして、今、アメリカ大統領は、ウクライナ支援に展開することで必死の対応を行っている。
勝ち負けがあるのかというと難しいところで、ウクライナのNATO加盟拒否を望むロシアは、ウクライナ首都キエフ陥落を目指して引くに引けない状態になってきている。そしてウクライナも大統領が自分と家族の命を覚悟でキエフに留まると言っている。
ロシアが引くまでこの惨劇は終わらないのである。
1日も早く、ロシア軍が侵攻を終了して自国に帰ることを望む。
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「パパはウクライナとロシア、どっちに勝ってほしいの?」 戦場のペット
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