裏切りの代償

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

 

子供のお誕生日プレゼントとして数ヶ月前からチケットを手配していた、イギリスで大人気のミュージカル、マティルダ観劇がついに来週の水曜日に迫ってきました。

 

夫にも何度となく予定を確認してきたのに、先ほど

「仕事仲間がギリシアからロンドンへ来るから、来週水曜日遅くなります〜」

との連絡が。

 

どうやらすっかりミュージカルのこと失念していた模様。

 

 

 

そういうわけで、かねてから気になっていたスロークッカーを衝動買いすることを決意いたしました。

 

お値段なんと12ポンド(本日のレートで1783円)!!!

 

夫への腹いせにしては、全くパンチ力のない値段ですが、とりあえずはベーシックなものから。

 

幅は、漫画の月刊誌とほぼ同じです。

 

あまり大きくないとはいえ、狭い台所ではそこそこ場所を取ることになるので、一応綺麗好きの夫には、結構なダメージになった模様です。

 

 

早速購入当日の晩御飯を調理(もし不良品だったら返品しないといけないので)。

 

まずはお肉(今回はシチュー用ラム肉)をスロークッカーとは別のフライパンで焼き色を付けます。

 

’別の’ 洗い物 が出るなんて、大変面倒だったのですが、こうしておくと、アクが出にくいそうです。 洗い物とアク取りとどちらがマシか天秤にかけましたが、子供の習い事で放課後は外出する予定だったので、仕方なく洗い物を選択。

 

ちなみに、周囲への油の飛び散り方。

夫両親が我が家に滞在中ならすぐに拭き取るけれど、特にお客さんの予定もないので、静かに瞳を閉じました。 そのうち拭きます。

 

 

お肉を焼いている間に、適当に冷蔵庫に残っていた野菜を突っ込みます。

 

 

このあたりの調味料を適当に振りかけます。

背景が生活感丸出しで申し訳ありません。

 

 

 

野菜の上に調味料類をふりかけ、

焼き終わったお肉を乗せた上から同様の調味料を。 この際、全体に行き渡るように少し混ぜるそうですが、スペースに余裕がなかったので、混ぜずに調理を開始しました。

 

 

調理開始より20分ほど経ったけれど、あまり煮えている感じがしません。 本当に4時間ほどで仕上がるのか、そして外出中に家が火事にならないか、一抹の不安を残して放置。

 

帰宅すると、ちょうど4時間経過していたためチェックしたところ、それっぽい。

 

無事に夕ご飯になりました〜

 

味は、調味料の入れ方が適当過ぎ、少し薄味(もともと薄味調理なことが多く、実家では、私が作った日は「病院食」と呼ばれていました)でしたが、お肉の柔らかさはなかなかの合格点でした。 野菜の存在感が好みより若干大きく、後もう数時間煮込んだ方がまろやかになるだろうなという印象でした。

 

我が家は夫がヘマをすると、何かしら家電製品が増える傾向があります。 次回は掃除機(イギリス製でない)あたりを目指したいと思います。

 

また、もしスロークッカーレシピでオススメをご存知でしたら、ぜひご教示のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

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About the Author: たぬき

兵庫県南部出身。 ロンドン周辺の高級住宅街には一度も住む事がないまま在英10年以上。 常に転職を考えているフルート&尺八吹きです。 将来の目標は、読書環境(漫画も含む)と食事情が好みの老人ホームを見つけて、楽しい老後を迎えることです。

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