ヴェネチアと船、Homo Faber
ご無沙汰です。
宇宙ねんど、IKUKOです。
7月〜8月と、日本に5週間行っていました。
暑さに慣れていたと思いましたが、この前の週末に行っていたヴェネチア…
本当に暑かったです。
一人、ベニスに行く。
Homo Faberというスイス拠点のクラフト系組織があります。
実は今年、その組織が開催する展覧会に作品が選ばれて、ヴェネチアで展示してもらうことになりました。
今年の夏は日本に帰国・・・その帰る直前、飛行機に乗る前に、作品をヒースローにある空輸会社に作品を持っていき・・・
ロンドンに帰ってきてすぐに、ヴェネチアへ・・・・
全てこなして、ようやくロンドンへ戻ってきました。
夏が終わった感が、ロンドンの気候でもっと後押しされた感じです。
いや、しかし、夏のベニスへの小旅行は、何もかも高額で・・・(その前に日本に4人で一時帰国してるし)
ずっとホテルも飛行機も予約に踏み切れませんでした。
(予約サイトでフライトとホテルの抱き合わせで予約しようとしましたが、私が展覧会のオープニングで行かないと行けない日を入れると、どうもピンとくるものがなくて・・・)
結局、ホテルの予約と、フライトの予約を、別々のサイトからにしたら
なんとか庶民でも購入できる値段になりました。
使えるAgoda
日本でも、ずっと使いまくりの旅行予約サイト、Agoda。
毎回5−8%オフで、ホテルが予約出来たりします。
ホテルはここから。
陸地側のメストレでスタジオフラットを予約しました。
日本人の人が動画付きでレビューを書いてくれていたのがきっかけで、ようやくそこに決められました。
動画ってすごい!
イメージが湧きやすくて、即決しました。
その後、フライトはbooking.comから。
直行便でヒースローから…と思うとBAしか選択肢無し。
ロンドンを離れるのは4日間ですが、実質2日間だけのベネチア滞在でした。
実は…
一人旅って、ほとんどしたことがないんですよね。
アラフィフ、大丈夫か。(Akiiikoさん色々アドバイスありがとう!)
今回の旅の目的は土曜日の展覧会のオープニングに参加する
だけなのに・・・
フライトが高すぎて、金曜日発、月曜日戻ることになりました。
3泊、一人っきりです。情けないけど、家を出るまでドキドキ、そわそわでした。
Homo Faber
初日は、参加しているHomo Faber という展覧会 へ。
世界各地から作品がやってきていて、Fondazione Giorgio Ciniという一つの島に、展示会場は10ヶ所もありました。
日本語もちらほら聞こえてきて、着物姿の老夫婦がいたり、スタッフ(ヨーロッパ人)の数人が日本語がペラペラだったり
クラフト系は国際的に日本人の作家さんが大勢いいます。
(アート系の有名な作家さんは、なぜみんなサブカル系なんでしょう?)
その後、同じ展示に参加していた知り合いのロンドンの作家さんと、夕方一緒に海沿いで飲みました。
何もかも絵になる〜
蚊がいなければ、最高なんですけどね!
ビエンナーレ
2日目は、ビエンナーレを見に行きました。
土曜日とは打って変わって、ベニスに人が押しかけていて、電車は満員、そしてボートもいっぱいで、乗れず・・・
本当に至る所混雑しているなと思ったら、実は!
お祭りがあったのです。
The Regata Storica
“レガッタは、13世紀半ばからベネチアで始まった「見せものレース」で、19世紀後半にベネチアで行われる「ビエンナーレ」(建築・美術展)の一環として観光イベントとして大規模化しました。現在では観光客や地元の人々にとって重要な行事となっています。イベントは前半の華やかな歴史行列(コルテオ・ストーリコ)と、後半のボートレースに分かれています。歴史行列では1489年のカテリーナ・コルナーロの帰還を再現し、貴族の衣装を身にまとった人々が船で行列します。ボートレースは地元の人たちにとって本番で、青年、女性、地区対抗、ゴンドリエーリの4部構成で行われます。イベント当日は混雑するため、早めの宿泊予約が推奨されます。“
ということでした・・・
だからか・・・このボートの祭典がある日の飛行機のチケットがどうしても見つからなかった理由がわかりました!
ビエンナーレの会場に向かって歩いている時に
Mariko Mori (森美術館、森財閥の子孫の方)のインスタレーションを偶然発見!
太陽光を集めて、太陽の光を照らした巨大なソリッドのクリスタルに、作品を見にきてくれたオーディエンスの “気”を集めて、日本に持ち帰ってまた違うプロジェクトをすると説明されました。
パールの様な方のドームの中に入って、ドアを閉めるんですが、クリスタルの反射光がとても不思議で、音の反射も変わる。自分の声がどこから聞こえているのか、わからなくなり、右と左からの音の聞こえ方も全く違う・・・
体験したことない、とても不思議な感覚に襲われました。
そして、ドンピシャなタイミングで、美しいボートの行列がやってきて・・・
作品のために解放されていた、普段はオープンされていないプライベートガーデンから、このボートのお祭りを見ることができました。
とってもラッキーでした。
その後、ビエンナーレの会場へ歩いて向かいました。
(ボートレースのイベントでボートが動いてない)
人生初!ビエンナーレ
https://www.labiennale.org/en/art/2024
Black lives matterの流れのテーマで、ほとんどが黒人の作家さんの作品で、各作品のテーマ性も似通っていて、アートにもはやりがあるんだなと思いました。
しかし会場の規模と作品の規模感・・・圧巻でした。
そういえば、ベネチア在住の人は、ボートに乗りまくりで、きっと三半規管が鍛えられてますよね〜
私はまだ横になったら体が揺れてる感じがするんです〜
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