ここが変だよイギリス!イギリス生活あるあるVol.1

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

こんにちは。

バレンタインデーどうお過ごしになりましたか?

今年は金曜日でしたね。あずきにとっては金曜日は子供2人がどちらも学校、プレイグループでいないので夫婦二人だけでランチができる唯一のひととき。

ですがリモートワークの合間なので時間を節約すべく、Waitroseのバレンタインセットにしました。

ロマンティックなランチになったかって?

うーーーーん、なんだか夫婦二人でいても会話がスケジュール確認だったり、子供に関する報告、相談だったり、事務処理?が多くて、ロマンティックとは程遠かったかもしれないですね。。。

朝から子供からの熱烈なラブコールと手作りのカードも頂いてラブラブな一日となったので良し、です。


さて、今回お話ししようと思うのは、イギリスに長年住んでいてもう普通になってきているけど、いやこれ、やっぱりイギリスあるあるよねー。という話のいくつか。

まだまだ出てくるであろうと思われるのでVolume1にしてみました。

というのも、つい先週、やってしまったんです。

近くの道路が ROAD AHEAD CLOSED

になっていて。。。あ、これこれ!このイギリスあるある!と思ったことが。

道路工事事情

イギリスの田舎に行くと、道のクオリティの低さにびっくりすることも多い(端はガタガタ、ポットホールぼこぼこ)のですが、長い間ほったらかしにされているところもあれば工事が入って舗装されるラッキーな道路もあります。

毎日通る近所の道ならお知らせを目にすることもあり、学校への送迎路だったりすると、学校から連絡などが来て、こころの準備ができるものですが、

たまに出くわします。この先通行止めのお知らせ。

こんなの。

最近よく見かけます

でもやっかいなのが、通行止めの「もうここから行けませんよ」の場所ではなく、警告のつもりで出している、Road Ahead Closedのサイン。

この先、通行止めですよ、と言ってくれているのですが、

いや、どの道

結構この先右にも左にもいくつか道路があるよーっていう時にもRoad Ahead Closed、とだけ。

で、実際自分の目的地は関係ない側道で通行止めだったりすることもあるので、行けたじゃーん。と判明することも。

さらに、これもなぜ?と思うのですが、赤いコーンをたくさん並べて「工事しますよー」な雰囲気出しまくりでも、誰もいない、車もない、工事も始まっていない、というような風景を見かけることもあるので、

放置されるコーン達

行くか?引き返すか?どうする?

と思っているところ、前を曲がってきた車が目の前をぶーんと走っていきます。

なーんだ、行けるんじゃーん。と思って車を走らせたら。。。

がーん。

前の車がUターン。本当にこの先通行止め、でした。

前の車に倣ってUターンする時にちょっと前の運転手と目が合って、「やっちまったね!」という顔で相槌を交わしました。

とほほ。

日本では、3月の年度末前に道路工事が多くなりますが、こちらもそうなんでしょうかね? 最近やたらと目にします。

道路工事といえば、仕事の速さがニュースにもなるくらいの日本。

少し前、博多駅前の道路が陥没したのにも驚きましたが、1週間であの大きさの穴を塞ぎ、完全復旧させてしまったというのも話題となってメディアに取り上げられましたよね。

これが日本の技術とスピードだぜ!

8年前に日本にひと月ほど帰国したのですが、関西空港から実家に帰るまでの高速道路を交差する形で別の高速道路が建設中(しかも大きな橋)だったのですが、ひと月後また空港に行く際にはその高速道路が完成して開通していたのを見て、主人が驚嘆していたのを覚えています。

この上を走ってる道路です

それに引き換えこちらはというと

工期が長い!

主人曰く、こちらでは日本のように夜間工事をすることができないから。だそうですが。。。

(日本でも住宅地なんかでは夜間は行われないと思いますが)

あずきが二人目の出産時、お産が夜中に始まったので、夜中の2時に主人の車で45分かかる病院へ向かっていたのですが、その陣痛間隔も狭くなり、二人目だからもう生まれるんじゃ!とふぃふぃ言いながらの道中、

なんと、Road Closedにぶち当たり、迂回路を回るという羽目に、しかも2回、なりました。

しかも夜間になるともう「この先」の警告までしてくれないんですね。迂回必須!


さてさて、運転をする際に気を付けなくてはいけないのが、イギリスではマイル表記だということ。

ややこしや~な単位いろいろ

高速道路などでよく目にする「出口2km」などの表記は、こちらでは「1m、2m」でマイルとなり、1マイルは1.6キロなので、キロより気持ち多め、な感覚、でしょうか?(てきとーです)

では、もう少し住宅地やスピードを落とす場面では?

日本のナビだと、300メートル先を左折、などとメートルですよね、キロメートルの下はメートル。1キロメートル=1000メートル。何の問題もなし。

Yardって庭って意味もあるから庭一つ分くらいの距離かな?と思いきや、1ヤードは0.9144メートル。

え、1メートルにも及ばない!?日本の新興住宅でももうちょっとあるで!?

さらにヤードはマイルでいうと?

1マイル=1,760 ヤード。

これ覚えてる人いる?

そうなのです。まったく違う単位なので、計算がすんなりいかないんです!!

このため、ナビで走っていても、「半マイル先左折」やら「700ヤード先右折」やら言われて、どれもピンとこない

ナビの音声が全く響かないのが現実なのです。

いや~まだまだ! このややこしや~な単位は長さだけに留まらないのです。

Why English people!

と叫びたくなりますが、

例えば、体重

あずきの初めての出産時、鼻からスイカの痛みを乗り切って出会った息子を確認したナースが言った言葉が、

「7.6パウンドの元気な赤ちゃんですよ。」

え、グラムでお願いします!! いいサイズなのかも微妙に不明!

日本では、ミリグラム、グラム、キログラム、トン、と大きくなってきますが、

英では、パウンド、そう、通貨と同じパウンド(ポンド)を使います。

が、なぜか表記はLB

調べてみたところ、ラテン語で”pound weight”のことを”libra pondo“というらしく、そのLとBが残って使われているらしいです。

さらにこのLibraのLが通貨のパウンドの£の表記のLになったのだそうな。Pはペニー、ペンスの表記と同じだから採用されなかったのでしょう。

ラテン語のLibraといえばてんびん座のことを指すのをご存じの方もいらっしゃるかも。

そう、てんびん座の測り、イコール重さの測りということなんですね。

みなさんご存じでしたか?


さらにパウンドより小さくなるとまたまた100とかで単純に計算できない、OUNCEがあります。(日本語ではオンスと書きますが英語の発音はアウンス)

これ、海外から日本へ帰国する際の黄色い税関申告の紙を思い出す方いないでしょうか?(今はオンラインでできるようになっています)

あずきが初めて「オンス」を目にした、そして渡英するまで唯一の出番だったのがあの黄色い紙で、香水の免税が2オンスまで、というものでした。

どんな大きさのボトルや! (ちなみに言わないと気になると思うので、一応。1オンス=28.41ミリリットル)

オンスはパウンドと共にお料理のレシピでたまに出てくるので、迷わず避けます

さらに、同じく体重、重さでは、

「〇〇さん、ダイエットしてツーストーン落としたんだって~。」

ん?ストーン?石?

石っていってもいろんな大きさがあるでしょうよー!何でそんなに抽象的なんだぃ!

1ストーンは6キロ。石っていうより岩やろ!

しかもこのストーンも一緒に使われるパウンドともオンスとも全く次元の違う単位なので、計算が一筋縄ではいきません。

もうね、10ですっぱり収まって欲しい!

日本では19世紀後期に明治政府によって導入されたメートル法(Metric Units)。もちろんそれまでは尺や坪、升など中国に影響を受けた日本の単位が多くあり、今でも使われていますが、

明治政府、よくやってくれた!小学生のころですか?算数の問題でキロからセンチに、デシリットルからリットルにとか変換しないといけなかったのを覚えていますが、こんなのめちゃくちゃシンプルやん!

こちらの学生が 1 stone = 14 pounds などと覚えないといけないかは知りませんが、だとしたら、ご愁傷様です。

これらのイギリスの昔ながらの単位はImperial Units(帝国単位)といって、さすが大英帝国!まだまだアメリカやインド、オーストラリアなど大英帝国下にあった国々で使用されています。


そうそう、イギリスにいてよく感じるのが、古いもの好きだということ。

コッツウォルズには何軒もアンティークの店が並ぶ村もありますが、古き良きものを使い続ける。だとか古き良き習慣を続ける、とか多いと感じますね。

あずきの主人は、おパンツや肌着のTシャツを穴が開くくらいまで着て、捨てようとすると「このくったくたのが肌に優しいんじゃないか!」などと意味不明のことを言いますが、これも古き良きものを大切にするイギリス人の気質なんですかね?

と同じくイギリス人と結婚した韓国人の友達に話したら、その旦那さんもくったくたのTシャツを普段着として着ていました。 笑

もう少し、あるあるをご紹介したかったのですが、結構な長さになってしまったので、またVol.2でお話したいと思います。

今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。

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About the Author: あずき

経理ママときどき教師 在英12年、イングランド中部で子育て真っ最中。Logicalな仕事から完全にillogicalな子供達の元に帰り、毎日ハゲそうです。

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