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世界最高峰テニス、ウィンブルドンを楽しむ方法
今年もイギリスにこの季節がやってきました。テニスの四大国際大会、全英オープン。ロンドン南西部のウィンブルドンで始まりました。全2週間(日曜日は休場なので実質13日間、しかし、雨天中止の場合などの消化試合を充てられて日曜日開催もある。)の期間中は50万人が訪れる大きな大会。ちなみにウィンブルドンの住民は6万8千人。そこになんと!毎日4万人程度が訪れます。
チケットの購入方法
これだけ人気のあるスポーツイベントだとやはりチケットの入手が難しい。さまざまな購入方法があって、以下順番は難易度が高い順。
①イギリス在住の住民は1住所に2名まで正規の値段で買う権利を前年のクリスマスごろの締め切りで応募して、後日抽選で決定。
②前日から、もしくは当日の早朝、当日券売り場に並ぶ。4-5時間待ちは覚悟した方がいいです。
③当日再販売チケットを午後に当日券売り場で購入。
④ツアー会社やチケット販売委託会社などから正規より高額で購入。ちなみに男子決勝のセンターコート3450ポンド(正規210ポンド)。
①は事前の申し込み、住所保有者と条件が厳しいが、②、③、④番の方法でのチケット購入は比較的可能となる。②は朝6時から並ぶことを勧める。そして4時間ほどでチケット売り場とたどり着くことが出来る。
早朝並ぶ点で注意すること
- 天気が急変する場合があるので折りたたみ傘が必要
- 待ち時間に使うキャンプ用のいすは預け所に預けなければいけないので(有料£2)、帰りにもう一度所持品を取りに、朝に並んだ駐車場近辺に戻らなくてはいけない。
- 芝生の上をゆっくりと4時間ぐらいかけて並ぶので、靴がよごれる。
- 並び始めるのは朝7時ごろもぎりぎり大丈夫だが、人気選手の多い日は4時間並んでも、さらに再販売まで待たされるという可能性がある。整理券の目安となる数字は5000ぐらいであれば午前中から入れる。
難易度が高いウィンブルドンチケット入手、大会2日目の午後の再販売チケットをターゲットに③を挑戦
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午後5時ロンドン市内を出発、District線Wimbledon駅行きに乗り、Southfields で5時45分ごろ下車。
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駅のホームには絨毯が敷いてありテニスコートの雰囲気を出しておしゃれ。
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ホームの椅子もウィンブルドン風に変身。
徒歩20分ほどで当日チケット販売場への行列最後尾へ向かう。
夕方6時を過ぎると空き始める
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まずは整理券を入手する。11955番。これがないとチケットが買えない。
そして、なんと駅を出てから、最速30分でチケット窓口へ。
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午後5時以降のグラウンドチケット(センタコート、ナンバー1、ナンバー2コート以外が自由観戦)を£18で購入。ナンバー3コートは半分指定、半分自由席。
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入場後は現在行われている会場と選手をチェック。
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場内自由チケットでもこういった丘の上から強い選手のプレーをのぞくことができる。
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マレーマウントではピクニックシートを芝生の上に広げて、ピムスのレモネード割を片手に大画面でメジャー選手のプレーを観戦。
4番以上のコートでは通路から数メートルの距離でコートに近づけ、空いた席に自由に座れる。
テニスの試合も見なくても雰囲気最高。クリームののったイチゴを食べたり、ピムスやビール、シャンパンを飲んで満喫。
帰りはお土産屋さんで、選手も使用モデルの人気タオルを購入。
この時期は日が長く夜9時までプレーが可能、6時入場でも十分に楽しめる。以上、予算£50でお土産付きでウィンブルドンを楽しむ方法。大変満足。ぜひオススメです。
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